2024年3月17日 東の風グループ第1回学習会
3月17日にENP東の風グループのキックオフの会が開催されました。東部の教員を中心に西部からも参加していただき全員で42名集まり、グループ協議、齊藤一弥先生からのご講話、研究テーマについて話し合うことができました。グループ協議では、参加者の中学校、小学校教員それぞれ4人ずつ提案していただき、授業実践を交えた協議を行いました。
齊藤先生のご講話より
生徒が描く、学び手の意識、能力再考、この3つの視点でご講話いただきました。1つ目は『学習指導要領を”読む”(解釈)から”表す”(実装)へ』。学習指導要領の解釈は進んできていますが、新学習指導要領に変わるあと3年で、いかに授業で実践できるかキーポイントとなってきます。2つ目は、『なぜその活動を行うのか』、指導者は本質を理解して指導しているのか、意図も持って指導をしていく必要があります。3つ目は、『それぞれの領域で何を指導するのか』、意識して指導することが大切です。生徒の能力をいかに育成するか、SCの実装、見方・考え方の明確化、生徒と教師が描くカリキュラム・マネジメントが重要です!
参加者より振り返り
- すべての教科に当てはまる汎用性の高い内容から教科の本質にかかわる教材の深い理解に関してご示唆いただき、自分の教科と関連付けて考える機会となった。
- 方法論に重点がいき過ぎていたことに気付くことができた。能力という概念的な部分を学習指導要領を用いて理解する必要があることを深く理解できた。
- 他の先生から実際に行われている指導方法を聞くことができたり、自分と同じような困り感があったりすることが分かった。他の先生から話を聞くことで、自分の考え方や視点に影響を与えるので、他校の先生方と話ができ、良い刺激を受けた。
ENP東の風グループは、教師自身の学びを転換し、「新たな教師の学びの姿」(個別最適な学び、協働的な学びの充実を通じた「主体的・対話的で深い学び」)の実現を目指します。
私たち東の風グループは高知県の東部地区の教員の集まりです。授業がうまくなりたい!子どもと一緒に授業をつくりたい!教員同士のネットワークを大事にしたい!そんな仲間の集まりです。ご入会、お待ちしております。
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