11月10日(土)2年「1000をこえる数」-効率的な数の表現方法に関心をもつ学びの提案-

  • URLをコピーしました!

  提案 「2年 1000をこえる数」 

本実践の主張

目の前の子供の数学的な見方・考え方が磨かれていく過程を観察・把握し,子供の学びを創ることによって,効率的な数の表現方法に関心をもつ学びが実現されるであろう。

 本実践と齊藤先生のご指導を通して

授業づくりが〝本時の積み重ね〟にとどまっているのではないか,〝本時の積み重ね〟では子供の資質・能力の成長を振り返ることができないのではないか,という問題意識から本実践を構想した。
齊藤先生のご指導から〈価値への関心〉〈価値の構造,背景にある仕組み〉〈価値のもつよさの実感〉の3層構造を意識し単元を描くことが重要であり,そうすることによって子供自身が概念的知識の獲得に向けて学びを創っていくことができるとわかった。そのためにも,子供が学習や生活の経験から見出したことを,いかに算数の学習場面にのせるのか,数学的活動をどう焦点化していくのかということが重要になってくる。
目の前の子供と概念的知識の獲得に向けた単元を描くために,授業者の教材への深い理解と子供の数学的な見方・考え方を把握する力を磨き続けるしかない。