5年「割合」の提案を振り返って(横浜)

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第5学年「割合」
〜構造を同じと捉え、未知の事象でも割合を活用できる子の育成〜
提案者 横地 健一郎( 師岡小)

⼦供にとって未知の事象でも既有の⾒⽅・考え⽅を働かせて割合を⽤いることができるようにするには、これまでに学習した⽐例関係が想定しやすい事象や本単元で学習する⽐例関係が想定しにくい事象を⽐較し 、構造が同じと捉えるようにすることが有効である 。

第48 回新算研セミナーにて発表される横地先生の提案の検討でした。割合を活用できる子どもの姿や単元のアップデートなどについてみんなで検討しました。参会者からは、主張をもとに、割合をどのような手立てを行ったら活用できる子になるかや、どのように単元をデザインしていけばいいかなど活発な意見交換がなされました。
ご指導の中で、 関係概念について、 言葉自体の意味から 、図を用いてご指導いただきました。また、4年と5 年の割合指導の関連、 2 年生の割合の見方とその関連性、 基準量や比較量を相互に見ていくことなどのご指導 、また、領域を超えた単元の描き方も教えていただきました 。数と計算領域、 変化と関係領域をまたいで割合単元を構築していく大切を学びました。
この検討を受け、第48回新算研セミナー湯河原にて実践発表がなされます。横地先生を応援すべく、いざ湯河原へ!!