概念指導のプロセス
➀ある観点から形(図形)を見る↔同じとみる
違っているけど似ているところがあるという認識を育む
②同じとみたもので集合をつくる(根拠を明確に)
(1年:まっすぐ,2年:直角,直線,3年:等長,4年:平行,垂直)
③集合にラベルをはる言葉
構成要素,関係↔ex.ましかく↔正方形↔長方形↔ながしかく
④図形の性質や内包を明らかにする
操作(合成,分解)→言語化
⑤他の形(図形)との異同関係を明らかにする
Ex.1年:ましかくとながしかく,2年:三角形と四角形
形への注目
ものの属性の中から形を抽象することで,「形」が浮き彫りになる。
形の何に着眼するかとみたときに,図形を見ていることになる。
例えば,顔の形とは言うが,顔の図形とは言わない。もの(具体)があるところには形があり,形の中で幾何学の対象(構成要素:辺,角,頂点)になるもの(数学語で表現できるもの)を扱う
事象の観察+具体物の操作=形を見いだす(折り紙)
<操作する> -自走-
折る→ひらく(もう一度)折る→ひらく
<観察する> -伴走-自覚化‐
ましかく,はじがそろうさんかく,
同じさんかく,はじがそろう2つのさんかく
同じかたち,上下,左右
<概念化>
正方形,等辺,三角形,合同,対称・・・
☆図形についての理解の基礎を育む