かもんの会 6年生 理科「てこの働き」の振り返り

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6年 理科「てこの働き」 
殿村英嗣先生(吹田市立千里新田小学校)

小学校6年生「てこの働き」の提案を始発点に、身につけるべき資質・能力や、資質・能力を育むことができるような単元構成について検討しました。そして、齊藤先生からは、「科学的探究プロセス」や「子どもの有能さを活かした単元づくり」などについてご指導いただきました。

子ども有能さを信じて単元を描く

知識や技能を子どもに教授することで、その後の学びの安心感ができる?これは、教師にとっての安心感。子どもの学びを豊かにするには子どもを信じて学びを委ねること!

経験と科学をつなぐ

子どもは科学的事象を、無自覚的に判断・経験している!子どもそれぞれの経験を始発点に、その背景にある科学的規則性を学ぶことができるような単元を描くことが大切!子どもたちの経験は多種多様。1つのテーマに向かって、足並みを揃えてみんな同じの学びを描く必要はない!キーワードは「個別最適な学び」と「協働的な学び」。

未来を見据えて資質・能力を育む一学びを繰り返し、『科学的探究プロセス』をUPDATE

小・中学校7年間の範囲で『科学的探究プロセス』を見直すと、中学校における科学的探究プロセスは小学校のプロセスをUPDATEしたものということが見えてきました。