島根県初の対面&オンラインのハイブリッド開催。荒天の中、総勢20名が参加しました。
「学習の楽しさを感じ、主体的に学ぶ児童の育成」
吉賀町立六日市小学校 長嶺歩教諭
3年 社会科「わたしたちのまち みんなのまち」は今年2月に続いて2度目の提案発表でした。
齊藤先生の前回のご指導を受け、単元名を「吉賀町の魅力をIターン者にもっと知ってもらおう」に変え、学習計画には実際にIターンで赴任された教員に伝えるという活動を取り入れた提案でした。グループ協議では「公民的資質を育てるためのプロセス思考の授業」を目指した指導について追究しました。
齊藤先生からは、「主語は子どもになっているか?と常に問い続けていくことが大事である。」「これからの社会科は‘何ができるようになっているか’という前提から“さらに知りたい、できるようになりたい”という活動を組織する学習である。」というご指導をいただきました。
「わり算の演算決定」
津和野町立津和野小学校 河野朋樹教諭
3年 算数科「わり算」は「統合的に考察する(包含除統合)」についての提案でした。
校内研究での実践と齋藤先生のご指導を受けての修正指導案&実践でした。「『なぜ、わる数でとった回数が商になるか疑問に思った。』という感想を書く児童にどうすれば(包含除統合を)理解させられるのか。」という提案者からの問いかけもあり、参加者のグループ協議は活発に行われました。
齊藤先生からは「本時に至るまでとそれからを問うことが大切である。」とご指導いただきました。「包含除の12÷4と等分除の12÷3は同じ手続きで行われ、数直線に表しても同じ形になること(見方は違う)」「統合の手続きの描き方」「包含除は割合に、等分除は異種の二量の割合に発展すること」について図を用いて丁寧に教えていただきました。
土曜日学習会(島根)令和5年度年間予定のご案内
【学習指導要領の理解を深め、資質・能力ベイスで「算数・数学授業」を考える会】 昨年度の参加者は,合計約80名!今年度も 若手からベテランまで幅広く、ともに学び…