3月5日(日)の勉強会を振り返って(大阪市)

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 棒グラフ(3年)における統計的探究プロセスはどうあるべきか

テーマについて各自考えてきたことをもとに各グループで話し合い、その後齊藤一弥先生からご指導をいただきました。

今回は、「⓪テーマ設定の意図」「①道具と能力」「②内容と方法」の3 点から、なぜこのテーマ設定になったのかという前提から話をいただきました。3 年までの学習とそれ以降の学習のつながりやほかの教科とのつながりを意識することで、どのような能力や姿勢を育てるのかを学びました。

さらに、今回はテーマとは別に、「方法知」「中学との接続」「領域変更」についても教えていただきました。

齊藤先生 板書

参加者の感想

 私は3 年から統計的探究プロセスを回していくと解釈していましたが、2 年生の時からそれは始まっているという話を聴いてまだまだ勉強不足だなと思いました。また、今回のお話にもあったように、棒グラフのことを考える際には前後の学年との関連もきちんと見ていかなければならないということも改めて大事だと感じました。

・問題解決の道具としての価値を実感させるということが大事だということで、その中で3 年生に何を身につけさせるか、ということは前後の学年との関連やゴールはどこか、ということを考えることが必要だということが改めてわかりました。

 齊藤先生のご指導より抜粋

 

データの収集をして、それで最終的に分析というものを個々にしている。こういうキーコンピテンシー、汎用性の高い能力は必ずしも理科だけの話じゃなくて、その1 つの追究の姿勢、その作法そのものが教科という枠を超えている。(中略)いかに問題を解決していくか。そのプロセスそのものは基本的に変わらない。

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