授業参観ツアー in 大阪

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授業3本+実演授業1本のとっても内容の濃い2日間
授業参観ツアー in 大阪

 日頃よりご指導いただいている齊藤一弥先生に、授業を参観していただけることになりました。3月5日の学習会に続き,2日間に渡り大阪市内3つの小学校に足を運んでいただきました。  

 3月6日(月) 大阪市立常盤小学校 6年 「比例と反比例」 

 比例と反比例の学習の最後に、伴って変わる2量にはどんな量があるのかということと、その2量の変化や対応の特徴を見いだすことを重視して授業を行い,中学へ接続させたいという提案をしました。齊藤先生には、自分だったらこういう風に授業を展開させるという案を教えていただき、関数を使って解決するための最適な問題が必要だということと、日常の事象から比例とみなすことを経験させる必要性を指導していただきました。今後の授業においても、数学らしい文脈を描くことのできる問題場面の設定をしていきたいと思います。 

 3月7日(火) 大阪市立新今宮小学校  3年 「あまりのあるわり算」 

  昨年自分が勉強会で提案し、ご指導いただいたところに再挑戦。図と式を関係付け、かけ算の式からあまりについて吟味。問題場面に立ち返るとどのように処理すればよいか,結果の妥当性について考えました。かけ算の式から迷うことなく,妥当性について考え説明していた子どもたちの姿に感動。しかし解決後に出した2つ目の問題場面は等分除。そこまでの包含除の場面と全く違うということを指導者自身がきちんと理解して子どもたちに指導しているかどうかが大切だとご指導いただきました。自身の教材研究についてまだまだ浅いと反省すると同時に算数って楽しい!と再確認。これからも自己研鑽に励みます。 

 3月7日(火) 大阪市立玉川小学校 6年 「データの活用」 

  中学への接続と教科横断の授業として提案しました。光電池の実験の外れ値をもとに,代表値の妥当性について考え、グラフをもとにその根拠を伝え合います。齊藤先生のご指導から、早い段階で「平均値で本当にいいの?」と焦点化してあげることの大切さを学びました。また、ドットプロットを有効に活用することで,子どもたち自身がデータの範囲を意識的に捉え直し、四分位範囲の素地作りに繋がると,授業のイメージやその価値をより明確に持つことができました。本当にありがとうございました! 

 実演授業「文字を使った式」

   <中学との接続>をテーマに、「文字を使った式・碁石の数を求めてみよう」の授業をしていただきました。やはり齊藤先生の授業は面白い!いつも「なるほど!そういうことか!」と引き込まれます。 

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